ホワイト企業の求人は見分けにくい?ブラック企業の求人と比較してわかること

 ブラック企業に勤めた人たちの悲惨な末路が新聞やネットで語られる昨今ですが、できればホワイト企業に就職したいものですよね。

ただ「ここがホワイト企業だ」と見極めるのはなかなか困難です。その理由について探ってみたいと思います。

ブラック企業と比較したホワイト企業の求人の特徴

必ずしも大企業がホワイト企業で中小企業がブラック企業とは限りません。それでは求人の特徴からホワイト企業かどうかを判断するために、ブラック企業と比較してみたいと思います。

1.求人のキャッチコピー

情報を集める

一番わかりやすいのは求人広告のキャッチコピーでしょう。キャッチコピーを注意深く見るだけでも、ある程度選別できます。

1-1.ブラック企業の求人キャッチコピー

ブラック企業の求人キャッチコピーは割と煽る傾向にあります。よく見かけるのは以下のようなものです。

  • 「年収350万~800万。やればやるだけ、頑張った分だけ評価されます!」
  • 「未経験者歓迎!懇切丁寧に指導します」

給与の上下幅が極端に広かったり、年収の高さをアピールしてくる企業は要注意です。また「未経験者歓迎」「学歴・年齢不問」などもブラック企業の求人に良く見られます

上記のような求人は、だれでもいいから労働力がほしいという意図が見え隠れしています。大手企業の求人でこんな広告を見たことはないですね。

やたらと高収入を謳ったり、誰でも歓迎的な空気を匂わすキャッチコピーは疑って見るくらいが丁度よいです。

1-2.ホワイト企業はこれといった求人キャッチコピーはない?

ホワイト企業の場合、求人にこれといった特徴というものはないことが多く、やたら甘い言葉で勧誘するような広告は出していません。

人材を「人財」として考えている企業であれば、社員を大事に育てたいと思っており、労働力になるなら誰でも良いというようなスタンスはとっていないわけです。

言ってしまえば、これといって煽るような要素のない求人にホワイト企業が紛れていたりします。もちろん、その全てがホワイト企業というわけではありませんが・・・

2.面接工程

面接官

次点で重要なのが面接の工程です。次項で詳しく述べますが、面接回数がやたらと少ない企業は警戒すべきでしょう。

2-1.ブラック企業は面接回数を省く傾向あり

回数が少ない、酷い場合は面接自体がなかったりするケースもあります。

その人の人柄や能力よりも、労働力として、悪く言えば駒としてしか考えていないので、時間をかけて吟味する必要がないということです。

極端な場合は「明日から来て」となります。アルバイトじゃないんですから。

2-2.ホワイト企業はきちんと回数を設ける。当たり前だよね

面接が何次かに分かれているケースがほとんどです。

企業の側も採用して育成していくのには多大なコストがかかります。また、次代をになっていく人材を確保したいのであれば、慎重に検討を重ねた上で採用という運びになるはずです。

というか、まともな企業でしたら普通ですよね。

3.残業代

残業

残業代の扱い方についても、その企業の本意が見え隠れします。求人に掲載されてる場合はしっかり確認すべきです。

3-1.ブラック企業は「見込み残業」が基本

最近主流になりつつあるのが「見込み残業」制度。予め「これくらいの残業時間を見込んで給与に上乗せしておきますよ」というもの。見込み残業だと、そもそも求人に書かれていないことも多いです。

一見すると、残業時間が少ないと得をしそうにも思えますが、まずそんなことはありません。契約を上回るような残業を強いられても泣き寝入りということがほとんどです。

さらに言えば、これは労働基準法などで認められた制度でも何でもありません。ただの労使間の合意でしかないので、不法行為による契約は無効となるケースもあります。

3-2.ホワイト企業は残業代についても明確

ホワイト企業の求人の場合、残業代について分かりやすく定められています。求人で残業の扱いについてきちんと明記してる企業は、それなりにきちんとした会社として見ていいでしょう。

結局のところ社員を大事にしているかどうかが、残業代のシステム一つとっても違うことが分かります。

4.求人数

人員

募集人員や求人の頻度も見分けるためのヒントです。

4-1.ブラック企業は、募集人員が多いor求人頻度が高い

社員の総数に比べて募集人員が多い、またはいつでも募集している場合は、離職率が高いことが考えられるので、ブラック企業であるリスクが高まります

「業務拡大のため大量募集」的な理由で求人をかけてるケースも多いですが、単に入れ替わりが激しく、人員不足なだけというパターンも珍しくありません。

4-2.ホワイト企業の求人は少ない?

ホワイト企業は、社員の総数に対して適正な人数の募集を行なっています順調にキャリアアップして会社に長く在籍する人が多ければ、それほどたくさんの求人は必要なくなるからです。

そのため必然的に求人数も少なめで、年中募集してるようなブラック企業と比較して、求人を見かける回数も減ります。

ホワイト企業の求人が見分けにくい理由

わかりにくい

ブラック企業とホワイト企業の求人の違いを列挙してきましたが、なぜホワイト企業の求人が見分けにくいかというと、ブラック企業ほどの強引な、ある意味分かりやすいキャッチコピーがないからだといえます。

ホワイト企業に就職して勤めれば、残業が少ないなど待遇も良く、年収も高く安定していて、仕事もやりがいがあることでしょう。

でもこれを広告にするとなると、「高年収」「やりがいのある仕事です!」と、結局ブラック企業と変わらないアピールになってしまうのです。だから「これならホワイト企業!」という決定打がないわけです。

ホワイト企業を見分けるために必要なこと

自分に合った仕事

結局のところ、ホワイト企業を選ぶ時に一番重要なのは、ブラック企業を避けることです。ブラック企業の特徴をしっかり抑えておけば、それだけホワイト企業に就職できる可能性が高くなるといえます。

つまり、ブラック企業と逆のことをしている企業を選べば良いということですね。広告然り、面接然り、待遇面然り。前項の求人の特徴を見ても、それは一目瞭然です。

まだ社会経験が浅く若い人には、会社の印象だけでブラック企業かホワイト企業かを判断することは困難だと思います。なので方法論として、上記に掲載した点を参考にしてみてください。

くれぐれも求人キャッチコピーの甘い言葉に惑わされないようにして下さい。それだけでもホワイト企業へ入社できる確率がグッと高まります。

ホワイト企業へ入るには、何よりブラック企業を避ける技術(というか思考)を身につけることが先決なのです。

まとめ

ホワイト企業の求人の特徴をブラック企業と比較して挙げてみました。ホワイト企業の求人は簡単に見分けられるものでもありませんが、根気よくリサーチすることで道が開けます。 

あなたのホワイト企業就職のお役に立てれば嬉しく思います。

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