社会人としてのスタートを大きく左右する就職活動。内定を得るためには、面接官に「この学生を採用したい」と思ってもらわなくてはいけません。
書類選考は通るのに、面接で落とされ続ける・・・そんな学生には、いくつか特徴があるのです。
今回は面接で上手くいかない学生の特徴をまとめてみました。
目次
面接官がとりたくないと思う学生の特徴

1:話が下手
いきなりですが、話が下手な人は面接に不利です。具体的には話が必要以上に長い、要点が分かりにくい、ロジックがめちゃくちゃなどが挙げられます。
また声が小さかったり、早口だったり、滑舌が悪く聞き取りづらいタイプも、面接には不利です。高度な話術は必要ありませんので、まずはすぐに改善できるところから直していきましょう。
2:会話のキャッチボールができない
根本的なコミュニケーション能力の問題です。
質問の内容が理解できず、質問に対してあさっての方向の返事をしたりしてしまうと、コミュニケーション能力不足を疑われ、不採用に繋がります。
自覚があるのでしたら、まずは会話のキャッチボールを続ける練習を日頃から行うことが大切です。
3:自主性が感じられない
面接本の解答例をそのまま答えてしまう学生はまず面接で落ちます。
模範的な回答ばかりだったり、どこかで聞いたことがあるような受け売りの内容ばかりを話すのは、自分の考えがなく自主性がないと言ってるようなものです。
他人の受け売りは止めて、自分の考えを発信するようにしましょう。
4:雰囲気が暗い
笑顔がなかったり、うつむいてばかりいたり、姿勢が悪かったりすると、当然印象が悪くなります。いくら話している内容がよくても不採用になってしまいます。
もともとの性格はどうにもなりませんので、まずは笑顔、声、姿勢を意識しましょう。それだけでもだいぶ印象は変わってきます。
5:マナーがない
平気で遅刻したり、あいさつや敬語をおろそかにしたり、社会人として当然のマナーを持ち合わせていない学生は論外です。
面接以前の問題ですので、まずは意識を改めましょう。
6:本音と建前が区別できない
自分に不利な内容も正直に答えてしまったり、面接官の建前に気づけず失笑を買ってしまうタイプです。この場合「正直者でよろしい」とはなりません。
仕事をする上で、本音と建前の使い分けは必ず必要になります。正直さは美徳ですが、時と場所を選べるようにしましょう。
7:素直さが感じられない
先ほどとは逆に、自分の意見に固執するなどして素直さが感じられない学生は、面接官の不評を買いがちです。
面接は自分の意見を通す場ではありません。まずは謙虚な姿勢で面接に臨むようにしましょう。
8:臨機応変に対応できない
自己PRや志望動機など丸暗記した内容を棒読みしたり、ひねった質問に答えられなかったりすると、社会人としての資質を疑われてしまいます。
この辺りは練習不足などからくる場合もあるので、きちんと対策をとっておくのが最善策です。
9:志望動機が弱い
面接官が一番聞きたいことといっていいほど重要な質問が「志望動機」です。
志望動機があまりにも安易で、会社に対するラブコールを全く感じられなければ、面接官に「どうせうちは滑り止めなのだろう」と思われ他候補者を優先されてしまいます。
ありきたりな志望動機ではなく、一社ごとにストーリーを絡めて伝えられるように考えておきましょう。
10:清潔感がない
服装や身だしなみがだらしなく、不潔感がある学生を雇う優良企業はないでしょう。身だしなみを整えることは、社会人としての基本中の基本です。
せめて面接前に鏡くらいは見るようにしましょう。
11:自己分析ができていない
質問する度に違うことを答えたり、明らかに向いていない企業を受けていることに気づけないパターンです。
自分を客観視できず、自分の芯や軸を把握していないと面接だけでなく、就職後のアンマッチも起こりやすいので大変危険です。
自己分析は就活の根源となる大事な作業ですので、まず自己分析をしっかりしてから就活を始めましょう。自己分析のコツは、以前のエントリーを参考にして下さい。
参照:内定獲得の第一歩!自己分析はポイントをおさえれば誰でもできる!
12:ネガティブな発言をする
質問という質問にネガティブな返答ばかりしているようでは、面接官をゲンナリさせてしまいます。どんな質問にもポジティブな結論で着地できるようにしましょう。
選ばれる学生になるには

面接官に「この学生を採用したい」と思ってもらう為には、上記の特徴の逆を実行すればいいのです。
話は明朗快活に。会話のキャッチボールはしっかりと。自分の考えを持って、明るい印象を心がけ、マナーを守る。この辺りは基本ですね。
そして空気を読んで、素直な心で臨機応変に対応し、志望動機はしっかり伝える。清潔感を保ち、自己分析を徹底し、何事もポジティブに。
これらを全てをクリアすることは難しく思うかも知れませんが、受かる学生はこれらを実行できているとも言えます。
いきなり全てが実行できる人はいません。まずは日頃の習慣から意識を変え、面接の練習もなるべく行うようにすることから始めてみましょう。
まとめ
企業が採用したいのは、自社の名前を名乗ることに相応しい人材です。人事や面接担当者が何を求めているのかを推測し、逆算して身の振り方を考えてみましょう。
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