「転職活動では強みを活かすことが大切。」
よく言われることですが、分かっていても自分の強みがなかなか見つからないことがありますよね。
自分自身のことなのに強みが見つけられないのは、「そもそも強みがないからだ。」と思うのは早計ですよ。
強みは必ず誰にでもあるのですが、自分で強みだと認識し、見つけていないだけなのです。
そこで今回は、強みが見つからない理由と、自分の強みを見つけて転職に活かす方法を紹介します。
目次
自分の強みが見つかりにくい3つの理由

自分の強みが見つからない理由は大きく分けて3つあります。
まずは原因を知っておくことで、今後の自己分析がスムーズに行えます。
一つずつ紹介していきますね。
1.普段から意識していないから
普段から自分の強みを意識して生活する人は多くありません。
転職活動の時点で初めて自己分析をおこなったり、新卒での就職活動以来だったりするでしょう。
いざ自分の強みを考えても、慣れていないのでなかなか見つけられないのは当たり前です。
日々自身の強みを意識している人は確かに仕事で成果を挙げやすいですが、これまでやってこなかったことを今さら悔いても仕方がありません。
転職活動をいい機会と捉え、これからは強みを意識して仕事に取り組むようにしましょう。
2.他者と比べるから
強みが見つからない大きな要因の1つは、自己分析のはずなのに他者からの評価ばかりに目がいってしまうからです。
周りの評価ありきで強みを探ろうとすると、本来強みのはずの点も
- 「誰からも褒められたことないし。」
- 「〇〇の方が評価されているし。」
となってしまい、強みと認識することができません。
どんなに得意なことだって、職場や人間関係など周辺環境が変わることで初めて評価されることだってあります。
自分の強みを見つける作業において、他人と比べる必要はないと思っておきましょう。
3.「強み」のハードルが高過ぎるから
「強み」と聞くと、人よりずば抜けて優れていたり、誰も持っていないような特別な才能があったりすることだと思う方は多いです。
はっきり言って、ハードルが高過ぎます。
転職活動で見つけるべき強みは、自分の個性や特徴です。
具体的には性格や考え方、コミュニケーションスキルといった、ごく身近にあるものです。
もっと強みのハードルを下げ、視野を広く持って自分と向き合ってみましょう。
自分の強みを見つける方法

続いては自分の強みを見つける具体的な方法について紹介します。
1.仕事における成功と失敗エピソードを書きだす
まずはこれまでの仕事で成功したこと、失敗したことを書きだしてみましょう。
成功エピソードでは、何が要因で成功につながったのかを考えることで、強みが見えてきます。
失敗エピソードは特に重要で、失敗から何を学んだのか、どう対処したのかまで細かく思い出してみましょう。
失敗や苦労を乗り越えて得たことは他の人にはないオリジナルの強みとなるはずですよ。
2.ダメだと思うことを裏返して考えてみる
自分には強みなんて何もないと思っても、ダメな点ならいくらでも出てくるのではないでしょうか。
自分のダメな点が見つかったら、裏返しにして考えてみてください。
たとえば、仕事が遅くていつも怒られるなら、それは仕事が丁寧な証拠です。
神経質でよくイライラしてしまうなら、周囲に気が使えて細かいところによく気がつくことの表れとも言えるでしょう。
何ごとにも「両面」があります。片方からしか見ていなかった自分も、違う角度から見ることで強みとなるのです。
自分のウィークポイントを別の視点で考えれば強みに昇華することは結構あります。
3.自分が好きでやっていることを突き詰めてみる
自分が好きでやっていることを突き詰めて考えてみると、その先に強みが見えてくることがあります。
「好きなことは何ですか?」と聞かれると、誰もやっていないような趣味や興味がないといけない気がしていませんか?
好きなことはどんな小さなことでもいいのです。
たとえば、料理や片づけなど、主婦の方が日々の生活の中で当たり前にやっていることが大きなビジネスになることだってあります。
4.周囲の人の意見を参考にする
自分で強みが見つからなくても、他人から見れば「強みだらけ」の人も大勢います。
家族や友人、職場の人などに、「わたしの長所は何ですか?」と聞いてみてください。
自分では認識していない点を教えてくれるでしょう。
わざわざ聞くのが嫌なら、これまで周囲の人から褒められたり、よく頼まれたりしたことを思い出して書きだしてみるのも1つです。
特に仕事上頼まれやすいことは、職場の人が「得意な〇〇さんにやってもらいたい!」と思って頼んでくるケースが多いです。
客観的に見ても大きな強みと言えるでしょう。
5.グッドポイント診断を利用する
手っ取り早く自分の強みを確認したいのなら、「リクナビNEXT」のグッドポイント診断がオススメです。
基本的に表示された質問内容の答えをポチポチとクリックするだけの簡単な内容になっています。
診断結果をもとにどう強みをアピールするか考えてみてもいいでしょう。
強みを活かして転職するには企業視点が重要

見つけた強みを転職に活かすには、応募企業の希望と合致させなくてはなりません。
どんなに優れた強みがあっても、企業が求めていない強みなら転職において意味をなさないからです。
自分の強みが活かせそうな企業、自分のような強みをもつ人材を求めている企業を探すことが大切ですよ。
そのためには、企業研究を掘り下げておこなう必要がありますし、自己分析の際にも常に企業視点で分析することが求められます。
面接で強みを聞かれた時はエピソードを交えて話すこと

面接で強みを聞かれた際、実は強みを聞かれているわけではありません。
どういうことかというと、面接官はその質問に対する「答え方」が知りたいだけなのです。
企業からすれば、単に「わたしの強みは〇〇です。」とだけ言われても、信ぴょう性に欠けますし、なぜ強みだと感じるのかも分からないからです。
就職の面接における強みの質問も同じことです。
何を答えるかではなくて、どのように答えるかが大事なのです。
コツとしてはエピソードも踏まえて話をすることです。
エピソードによって強みであることが明確にイメージでき、応募者の人物像も見えてくるでしょう。
強みの整理には転職エージェントの活用が最適
どうしても自分の強みが分からない、強みの見つけ方を知りたい方は、転職エージェントを活用するのも一つです。
転職エージェントは多くの人のキャリアと向き合っていますから、プロの視点でアドバイスをもらえるでしょう。
キャリア面談では強みを探すための質問も多く、具体的な探し方のコツも聞いてみると参考になりますよ。
また、見つけた強みに対してどのように企業へアピールするかも、転職エージェントで相談することも可能です。
1人で転職活動を行うよりは格段に上手く進められるはずです。
転職エージェントを利用するのであれば、リクルートエージェントがいいでしょう。

大手リクルートグループの転職エージェントなだけあり、培ってる転職ノウハウはトップレベルです。
あなたの強みの見つけ方、そして強みを活かした転職方法など、具体的なアドバイスをもらえるでしょう。
登録、相談まで全て無料で利用できるので、まずは騙されたと思ってキャリア面談をしてみてください。
自分1人で悩むくらいなら転職エージェントに相談したほうが時間も大幅に短縮できるはずです。
まとめ
自分の強みが見つからないのは誰にでもあることなので、焦る必要はありません。
強みの発見方法を1つずつ試してみると、自然と強みが見えてくるはずですから、じっくり自分自身と向き合ってみましょう。
転職に活かすためには、企業視点での希望も探ることが大切ですよ。
希望の企業に転職を成功させるために強みを徹底的に探してみましょう。
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