前職の退職理由が「人間関係」だと不利?面接でどのように伝えるのがベストかを考える

職場の人間関係で悩み、転職を考える人は多くいます。実際、転職活動をしている人たちの前職の退職理由の本音は「人間関係」が一番多いのです。

そして転職活動をする際、面接時に「なぜ前職を退職しようと思ったのか?」という質問をされることがよくあります。

聞かれたときバカ正直に「人間関係が理由で辞めた」と答えることは、あまりよろしくありません。ではどのように回答するのがベストなのでしょうか。

「退職理由が人間関係」に人事はどう評価するか

退職理由

人間関係が原因で仕事を退職した人が、再就職をするために企業の面接を受けたとします。「前職を退職した理由は人間関係」ですと述べた場合、面接官はどのような心証を抱くのでしょうか。

1.わがまま

会社は一つ一つの個性の集合体として成り立っています。集団ができればルールがあり、協調性が求められるのは当然のこと。

退職した理由を真っ先に人間関係と言われると、人事担当者は、本当はどのような事情があるにせよ、わがままととらえてしまいがちです。

2.忍耐力がない

人間は小さいころからコミュニティの中に存在していて、むしろコミュニティ無しに生きていくことは困難です。

ちょっと嫌なことがあるとすぐに別のコミュニティに逃げ込もうとするのは、我慢が出来ないという風にとらえられても仕方がありません。

3.退職の危惧

人間関係が原因で会社を辞めました、と再就職の面接で言ってしまえるような無邪気(?)な人は、いわゆる「空気を読む」ということができない可能性があります。

そのような人を採用してしまったら、「気に入らないことがあるとまた辞めてしまうんじゃないか」と危惧を抱かれてしまいます。

4.ネガティブ

人事担当者は当然、会社のためにやる気があって積極的な人間を採用したいと思っています。そんなところへ持ってきて、前職を辞めた理由が人間関係というのでは、人事担当者もちょっと頂けないと思ってしまうでしょう。

ネガティブな理由を冒頭に持ってきてしまう人は、それだけで心象が悪くなってしまうということです。

5.頭が悪い

前職の退職した理由を人間関係と答えてしまうのは、仮にそれが本当だったとしても、人事担当者にしてみれば「頭が悪いじんゃないか」と思ってしまいます。

「嘘でもいいから前向きな理由を言えよ」なんて内心思っているかもしれません。 面接は本音を言う場ではない、ということをしっかり理解しておきましょう。

採用側の本音として、人間関係で辞めた人材は雇いたくない

転職で苦戦する中高年。

人間関係に限らず、ネガティブな退職理由は面接官にマイナスな印象を与えてしまいます。面接官の前で前職を非難したり、悩んだ事実を公表することにはなんのメリットもありません。

特に人間関係という個人的な問題を、面接という限られた時間の中で説明することは非常に難しいと思ったほうがいいでしょう。たとえ理解されたとしても、それが面接官に好印象を与えることはあまりありません。

  • 「また同じような理由で退職するのではないか」
  • 「困難を打開する力が不足しているのではないか」
  • 「応募者本人にもトラブルの原因があるのではないか」

などの先入観や不信感を持たれる可能性もあります。聞かれたことに何でも素直に答えれば良いという訳ではないので、その辺は勘違いしないようにしましょう。退職理由の答え方次第で不採用にもなりかねない、デリケートな問題なのです。

なので、退職した理由を「人間関係」とストレートに伝えてしまうのはやめた方が無難でしょう。どんなに話術に自信があるにしても、わざわざマイナスから始めることはありませんよね。

どうしてもそれしか理由がないのであれば、逆転の発想でポジティブに転換して伝えましょう。以下にその例をご紹介したいと思います。 

プラスになる退職理由の伝え方の例

将来のキャリア像を整理する

マイナスの退職理由をポジティブに置き換えた例を紹介します。そのまま使用しても構いませんが、なるべくなら自分なりにアレンジをして話してみましょう。

1.チームで仕事がしたい

「前職では個々人の裁量に任されるケースが大きかったので、自分ひとりで顧客を獲得したり、受注に結び付けるスキルを身につけました。

今度は御社で求められている、チームで同じ目的に向かって会社を盛り上げていくというスキルを、前職の経験を活かして実現してみたいと思い応募しました」

2.何がしたいのか

「責任感のある仕事で頑張りたい」「自分のこういったスキルを活かして御社のOOという分野をもっと成長させたい」「営業職をO年経験したので、今度は販売職の営業をしてみたい」

3.ブラック企業

「前職ではノルマの達成が遅れると灰皿を投げ付けられたり、ひどい時には暴力行為もありました。叱咤激励は必要だと思いますが、あまりにも行き過ぎていたので、モラルのある会社で働きたいと思いました

4.着眼点の変更

御社が扱っているOOという商品に以前から興味があり、商品開発に携わりたいと思いました」「かねてからの念願だった御社のOOを求人で見かけたので、ぜひこの機会にチャレンジしてみたいと思い応募しました」 

面接の場では、理由を置き換えて伝えるのが基本

グッド転職

面接で嘘を言うのはよくありませんが、真実を全て語る必要もないのです。

退職理由を聞かれたら、人間関係の話にはあえて触れず、やりたい仕事やキャリアアップなどの志望動機を退職理由に置き換えて対応しましょう。

退職理由とは別に、応募先を選んだ理由があるはずですから、そちらにスポットを当てて退職理由を伝えるのがベストです。ポジティブに答えることで面接官に好印象を与えることができます。

たとえば

  • 「前職ではやりたくてもできなかった仕事ができる」
  • 「社風、理念に共感できる」
  • 「公平な評価制度が整っている」

などなど、ポジティブな理由を自分の中で掘り起こし、退職理由に転用するのが無難です。職務内容を理由にするならば、以下のように変換してみましょう。退職理由と志望理由を矛盾なく伝えられれば志望理由にも説得力がつき、一石二鳥です。

 しかし、どうしても人間関係を退職理由として伝えたいのならば、言い方に気を付けましょう。

「前職では足の引っ張り合いが起きてしまい、仕事に支障が出てしまう程だったので落ち着いた環境で仕事に打ち込みたいと思いました」という風に、あくまでポジティブに伝えることが重要です。

とは言え、退職理由を人間関係とストレートに伝えるのは、よほど自信がない限り辞めた方がいいでしょう。面接の相手も百戦錬磨のつわものです。中途半端な言い訳はすぐに見抜かれてしまいます。

それよりは、いかにポジティブな理由で今度の転職活動に臨んでいるのかを、相手の目を見てはっきりと伝える方が心証が良いはずです。

まとめ

人間関係がうまくいかないと、全てがうまくいかなくなるものです。散々悩んで退職された方がほとんどでしょう。

しかし、自分自身の明るい未来のためにも負の記憶は引きずらず、転職活動では気持ちを切り替えて前向きに取り組んでいきましょう。前向きな姿勢がポジティブな印象を与え、転職活動にいい影響を与えてくれるはずです。

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