緻密に人生設計を行なっていると、就活失敗というのは取り返しがつかないもののように考えてしまいがちです。ですが、落ち込んでいる時間は非常にもったいないことです。
今、企業側では第二新卒を求める動きが非常に目立ってきております。新卒でなくても就職できるチャンスは手に入れることができるようになっています。
目次
就活に失敗しても得られるものはあるし、次に繋げられる

新卒で入った会社がブラック企業だったり、何となく合わなかったりすると就活失敗した、、、と嘆いてしまいがちです。
しかし、就活失敗とはどのように判断していますか?第一志望の企業から内定をもらうことができなかったから? 志望する業界に入れなかったから?失敗を判断する基準は人によって異なってきます。
最初の就職活動に失敗しても、下を向くことはありません。就活中にさまざまなことを学んできたはずです。
中にはビジネスマナー講座を受講した人もいることでしょう。挨拶の仕方や名刺の渡し方、電話対応の仕方など、基本的なことを身に付けているだけでも企業としては非常にありがたいものなのです。
初歩的なビジネスマナーを学ぶだけでも企業研修で行なえば、短くても数日から1週間は時間を取られることになります。その教育機関を終えた後で各部署へ配属、仕事を覚えてもらうといった流れになっている企業が多いです。その研修期間が無くなるだけでも、コストを削減する意味で、企業には非常に有効となります。
最初の就活失敗は失敗と呼べるものではなくなりつつあります。失敗と捉えて落ち込んでいるよりは、他のスキルを身に付ける時間ができたと考えて、スキルアップに励み、少しでも就活に有利になるように行動したほうが建設的と言えるでしょう。
新卒就活で失敗したなら第二新卒枠を狙え

かつては世間から白い目で見られていた第二新卒層ですが、今では各企業が競ってその枠を確保しようと躍起になっています。それには人材育成のコスト削減が大きく関わっています。
第二新卒層は、最低限のビジネスマナーを身につけていると期待されており、基礎的な教育をする必要がありません。
あとは業務内容のみ教えれば良いだけになっている「柔軟性が高い人材」と見なされているというのも、理由にあります。
「仕事を教えるなら25歳まで」といった風潮が企業にはあります。これはデタラメな理論ではなく、経験則からその年齢を超えると、先輩の指示に素直に従えない、仕事を飲み込むまでの時間が大きくなるといったことが挙げられています。
そのため企業風土に染まっておらず、最低限のビジネスマナーを身につけた人材というのは、貴重な人材とされ、どの企業でも第二新卒の確保のために動き出しているのです。
下手をすると新卒枠の需要を超えてしまうのでは?と思わされる程、転職市場では第二新卒が人気なのです。
企業が第二新卒に求めてるのは「貪欲さ」

企業側が「即戦力」を優先して求めるのは、今に始まったことではありません。「求ム即戦力」が掲げられたのは、もう十年以上前の話ですからね。
いつの時代も、入社してすぐに役に立つ人材は貴重なものですから、即戦力が欲しいというのは企業側の偽らざる本音とも言えます。
ただ現実的に考えると、企業にとって都合が良い人材など、そうそう確保できるわけではないことも分かっています。そんな中で企業が第二新卒に求めるのは「貪欲さ」と言えるでしょう。
第二新卒の人材は、社会に出てそう時間が経ってない若者です。企業にとって即戦力にはならないということを充分に理解してます。目先のことでなく数年後先を見通しての、投資的なスタンスで採用することがほとんどです。
なので第二新卒枠で転職をする場合、現在のスキルはあまり重要視されない傾向にあります。通常の転職市場だと実績やスキルが何より重要視されるわけですから、ある意味チャンスとも言えます。
まずは積極的に自分が志望する企業や業界に関わっていくようにしましょう。たとえ第一志望の企業に入社できなくとも、会社員としての在り方を学ぶことができるはずです。
周囲の先輩たちが、どのように仕事しているのかを観察していくことで、どのように振る舞い、仕事に対してどのように取り組んでいるのかなどを知ることができます。
そして長所を積極的に自分のものにしてくように行動を真似る、業務のアシスタントをするなどの行動をすることで、スキルや実績につながっていきます。貪欲にスキルアップしていく姿勢こそ、企業が第二新卒に求める資質です。
実績やスキルはすぐに身につくものではありませんが、業務に対する姿勢は今日からでも変えられます。考え方ひとつ変えるだけでも転職成功率が大きく変わるのも第二新卒のメリットです。
まとめ
現在の転職市場では第二新卒の需要が爆発的に増えています。それだけ企業も将来有望な若者を採用したいことの表れです。
第二新卒の転職では、スキルや実績云々よりも仕事に対する姿勢がファーストに見られます。その分シビアに見られますが、意識ひとつ変えるだけでも有利に立つことが可能です。このチャンスを逃さないようにしましょう。
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