「フリーターとして働いてきたけどやっぱり正社員で就職したい。」こんなふうに感じていませんか?
正社員としての就職活動が初めての方にとっては、一体何から始めればいいのか、具体的にどうすればいいのか、分からないことだらけですよね。
そこで今回は、初めての正社員就職活動指南として、フリーターが真っ先に行うべきことを解説します。
これまでのアルバイト応募とは全く異なりますので、違いを理解したうえで取り組むようにしましょう。
目次
まずアルバイトの応募と就活の違いを理解しよう。

初めて就活をする人がやりがちなのは、アルバイトの応募の延長上で就活を始めることです。
はっきり言うとアルバイトに応募することと、就職活動は全く違います。
アルバイトは面接さえ上手く行えば採用されえることも多いですが、就活ですとそうはいきません。
甘く見てると最悪、面接にさせなかなかたどり着かないというケースも珍しくないです。
主に違う点について以下にまとめます。
1.採用ハードルの高さが全く違う
一般的に、アルバイトはあらかじめ想定した業務のみやってくれればいいため、その業務ができれば問題ありません。
一時的な労働者との側面も強く、店長などの現場管理職が採用を一任されることも多いため、よほどのことがなければ採用されるケースもあります。
一方、正社員のように期間の定めのない人材を雇って失敗すると損失が大きいため、面接官も慎重になります。
現場の上長が個人的にいいと思っても、組織内で決められた水準をクリアしなければ内定にはつながりません。
アルバイトとは採用ハードルが格段に違うという点は理解しておきましょう。
2.求められるビジネスマナーが異なる
アルバイトの応募と就活では求められるビジネスマナーも異なります。
アルバイトの場合は、普通程度に敬語が使えて遅刻をしないなど、最低限のマナーレベルがあればよしとする面接官は多いですが、正社員はそうはいきません。
身だしなみから立ち居振る舞い方、入室・退室のマナーまですべてを細かくチェックされます。
たとえば、多少髪の色が明るくても採用されたアルバイト面接と違い、正社員では暗めの髪色が基本です。
スーツをびしっと着こなし社会人らしい姿勢で挑まなければ、見向きもされないでしょう。
3.面接での質問内容が異なる
アルバイトの面接では、類似バイト経験の有無や、なぜこのバイトをしたいと思ったのかといった定番の質問が多かったと思います。
さらに加えシフトに入れる日数などの具体的な質問に及ぶことが大半です。
時給制のアルバイトはピンポイントで活用できればいいため、経歴の詳細やキャリアプランといった将来の点にまで言及されることは少ないでしょう。
一方、正社員の面接では過去から将来まで事細かく聞かれます。
たとえば下記は正社員面接のよくある質問ですが、答えにくい内容も多く、対策していないと難しい人が多くなります。
- フリーターになった理由
- 志望動機、自己PR
- 強み、弱み、成功経験、失敗経験
- アルバイト経験から何を得たのか
- 入社してやりたいこと、キャリアプラン
よく聞かれる項目はざっとこんな感じでしょう。
少なくとも上記の質問にパッと答えられなければ内定を得るのは非常に難しいと思ったほうがいいです。
アルバイトの面接では聞かれないような質問がドンドン飛び交うのが就職活動なのです。
4.書類選考がある
恐らくアルバイトの応募と就活の大きな違いは書類選考にあるでしょう。
アルバイトの応募ですと大半の場合、応募したらまずは面接というパターンも多かったと思います。
しかし、これが就活になると話が変わってきて、面接の前に書類選考を行うケースが大半です。
特に初めて就活する人ですと書類に何を書くべきかわからないまま応募してしまい、結果的に書類選考で撃沈するパターンが多いです。
面接の前に書類作成のいろはを覚える必要がある点も大きな違いと言えます。
フリーターから初めて就活する人が今すぐ行うべきこととは?

アルバイトの応募と就活の違いについて説明したところで、就活を始めるに際して行うべきことを上げていきます。
一般の転職とは違い、フリーターの人が初めて就活する際は押さえておくべき点がいくつかあります。
ポイントからズレた就活をしてるといつまで経っても内定を得られず、時間ばかりが過ぎていくという事にもなりかねません。
最悪のケースに陥らないためにも以下のポイントは外さないようにしましょう。
1.なにはともあれ今すぐ就職活動開始
フリーターが就職活動するときにもっとも大事なのは、今すぐ活動を始めることです。
たとえ20代前半であっても、フリーター期間が長引くほど正社員として就職することが困難になりますからゆっくりしてはいられません。
基本的に就職活動は年齢が若いほうが有利に進められます。企業もそれだけ若い人材が欲しいということです。
1日でも早く就職活動に取りかかりましょう。
2.アルバイトの経歴を整理して方向性を定める
ざっくりでいいので、正社員としてどんな仕事をしたいのか方向性を定めましょう。
フリーターが正社員就職を成功させるには、これまでアルバイトで経験した点を活かすことが基本です。
業務内容、大変だった点、やりがいを感じた点などを整理し、自分に合った仕事は何かを考えておきます。
やみくもに就職活動しても迷子になってしまうため、ある程度の方向性を定めておくといいでしょう。
3.就職支援サイトに登録する
次に、就職支援サイトに登録します。
フリーターは、すでに正社員経験がある転職組やポテンシャル採用に期待される新卒に比べ、圧倒的不利な立場で就職活動することになるため、自力での活動は厳しいものがあります。
プロであるエージェントのサポートを受けられる就職支援サイトを利用し、効果的なアピール方法を教えてもらうことが一番です。
特に、フリーターなどの若年層支援に特化したエージェントでは、ビジネスマナーの指導からはじまり、書類作成や面接対策まで徹底的にサポートしてくれます。
独自の情報網で企業内情を調べてくれるため、転職後のギャップを回避できるでしょう。
就職支援サイトの中で一番実績が高いのはハタラクティブでしょう。

関東圏内のみになりますが、内定率が80%越えという非常に高い実績を誇ります。
また、未経験の若年層に特化した就職支援サイトですので、フリーターの人でも応募できる求人が沢山あるのも魅力です。
利用はすべて無料ですし、希望しない企業の紹介は断ることもできるため、リスクなく利用することができます。
4.その他行うべきこと
プロのサポートを受けることで内定率がアップしますが、丸投げではなく、自分自身で努力する必要もあります。
希望する業界や職種があり、知識やスキルが不足しているなら、就職活動と並行してすぐにでも勉強に取り掛かることも大切です。
夢や希望を持つだけで何の努力もしていない人材を欲しがる企業はないからです。
他にも、ビジネスマナーを練習しておく、素直さと熱意を忘れない、といった点も意識しておきましょう。
まとめ
フリーターが初めて就職活動するときは、アルバイトと同じような感覚で気楽に臨みがちですが、そこには大きな違いがあります。
これまでのアルバイト選考とは全く別物だと理解し、プロの力を借りながら徹底的に対策する必要がありますよ。
フリーターから正社員になるには、とにかく早めの行動が鍵となりますので、今すぐ動き出しましょう。
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