転職で年収が下がる人の共通点をあげていく。

希望を胸に抱いて好条件を提示している企業に転職してみたら、年収が下がってしまった、なんていうのはよくある話です。

転職して年収を上げようというスローガンをよく見かけますが、実際のところは転職で年収が下がるパターンの方が多いようです。では、転職で年収が下がってしまう人には、どのような共通点があるのでしょうか?

転職で年収が下がる人の共通点

年収ダウン

1.年収交渉をしなかった

転職をして年収が下がるケースは、調査によると6割近くに上るそうです。大手就職支援サイトによると、転職に当たって年収交渉をしたのは41%で、交渉しなかった人が58%というデータがあるそうです。

年収交渉すれば、必ず収入に反映されるとは言えませんが、このデータから見る限りは、年収交渉をしないことが、年収ダウンにつながっていると言えるのかもしれません。

2.転職を繰り返している人

よほど優秀な人材で、引く手あまたな場合でもない限り、何度も転職を繰り返しているような人は、一般的に年収が下がっていく傾向があるそうです。

「転石苔を生ぜず」なんて言いますが、転職のいいところは人間関係がリセットできることですが、これまでのキャリアもリセットされる部分があるのは致し方ないことです。転職先では「新人」ですからね。

3.手当や賞与を確認していなかった

月々の収入だけ確認して、ボーナスや各種手当を確認していなかったために、結局年単位でみると収入が下がってしまうケースです。

また、残業についても最近では見込み残業という制度があるので、残業をすればするだけ収入があった時と異なり、上限がある場合があります。残業代で稼いでいた人はこの点をよく見落としがちです。

4.そもそもそんなゆとりがなかった

前職からなんとか離職するのが最優先で、転職先の諸条件を確認していなかった場合や、新しい仕事に就けるなら少々の不利益は構わないと思っていたようなケースです。あとは会社をクビになったり、倒産した場合もこのケースに当てはまるでしょう。

転職期間が長くなれば当然貯えも減ってきますし、退職してる場合は離職期間も大きく影響されてきます。現実との折り合いをつけるために、年収ダウンも飲まざるを得なかったような場合も多々あるというわけです。

クビや倒産の場合は致し方ないですが、なるべくなら現職を続けながら転職活動をした方が無難ではあるでしょう。

転職で年収を下げないために意識すべきこと

考えるビジネスマン

では続いて、転職で年収を下げないために必要なことをあげていきます。どれも意識すれば行えることですので、逃げずにしっかり確認しておきましょう。

1.年収交渉をする

日本人はお金の話をするとすぐ「いやらしい」とか「お金に汚い」というネガティブなイメージを持ち、どうかするとお金の話を避けがちです。

ただ、仕事は収入を得るというのが一番の目的なので、年収を交渉することはなにも汚い話でも、転職先が嫌がる話でもありません。

お互いに前もって合意をしておいた方が、後々になって面倒くさい事態にならないですし、転職に際して年収を交渉することが「やる気」と捉えられることもよくあることです。

とは言え。面と向かって年収交渉するのは気がひけるという人もいるでしょう。そこでオススメなのが転職エージェントを通じて年収交渉を行うことです。

転職エージェントは大半の場合、あなたに代わって年収交渉を行ってくれるので、わざわざ面接官に交渉する必要はありません。ぜひ有効に活用しましょう。

2.転職準備期間を設ける

仕事で嫌なことがあったり、待遇に満足がいかなかったりして転職を考えることはよくあることですが、実際に転職をするには、短い人でひと月、長い人で半年、平均すると3カ月かかるそうです。

会社を辞めてしまってから転職活動をする場合、その間は無収入になってしまいますので、ある程度の貯えが必要になります。

転職活動の期間が長くなってくると、貯えが底をつき始め、あせって本来の希望でない会社で妥協しなければいけない事態も起こりかねません。

転職を希望する時には、転職準備期間を設けて、転職希望先の情報を調べて吟味したり、転職準備期間中の資金を蓄えるようにしてから臨むと良いでしょう。

3.スキルを身につける

転職を何度も繰り返している人が年収が下がっていくのは、人間関係とともにキャリアもリセットされて「新人」扱いになるからです。

ただ、何らかの資格や技能を身につけておくことで、転職が有利になり、条件面でも希望が言いやすくなります。年収増を望むならキャリアアップといった目線をもつことが大事です。

4.条件をしっかり確認する

たとえばアメリカ人などは、契約の際の細かい条項の端々にまできっちりと目を通すそうです。相手に説明されても、自分の目で確認しなければ納得しません。

日本人はというと、契約条項の細かい字など見ない人が多いのではないでしょうか?自分の人生設計にかかわることですから、納得いくまで確認することが肝心です。

まとめ

転職で年収が下がる人の共通点を見てきました。スキルがない場合はもちろん、我が強かったりお人好しだったりと、性格に依るところもあるようです。

ただ、年収が下がったとしても、職場が近くなったり、残業が減ったりするのなら、悪いことばかりではありません。仕事は生活の糧を得るための方便でしかないのですから。

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