ブラック企業の前に「ブラック職種」を知っておけば、転職で失敗するリスクは軽減できる

ブラック企業という言葉が出てきてから久しくなりますが、職種によってはブラック企業ばかりということがあります。

ブラック企業の多い職種のことを「ブラック職種」などと呼ばれることになりますが、そのように呼ばれる職種の場合、ある特徴が見られます。

ブラック職種の特徴を知っておけば、転職で失敗するリスクはある程度軽減できます。今回はブラック職種について触れていきます。

ブラック職種と呼ばれる職業はどんなものがあるか

ブラック企業 社畜

ブラック職種と呼ばれる職業には、「人手不足」「長時間の拘束時間」「不規則な出勤時間」などの特徴が挙げられます。ネット上ではIT系の職種、とくに「プログラマー」などがブラック職種として取り上げられることが多いですね。

クライアントの要求する仕様が開発中に変更になったり、営業が無茶な日程でプロジェクトを取ってきたり、突発的なトラブルが発生するなど、さまざまな原因で帰宅できなかったり拘束時間が長くなったりします。

また、看護師もブラック職種として有名です。日勤と夜勤の両方に対応しなければならず、患者の都合によっては時間通りに帰ることができず、さらに一日中立ちっ放しだったり、動き通しだったりと、勤務中は体を休める暇がありません。

また、患者から直接的にクレームを入れられやすいことから、心も休まることがありません。追い打ちをかけるように、現在では、全国的に医療関係者は人手不足になっているほどです。 

自分の職業は「ブラック職種」なのか確認しよう

ブラック職種

具体例としてプログラマーや看護師を挙げましたが、まだまだブラック職種と呼ばれる職業は多いかと思います。

先にも述べましたが、「人手不足」、「長時間の拘束時間」、「不規則な出勤時間」に一つでも当てはまるなら、ブラック職種の可能性があると言えます。さらに「多量の残業時間」が加われば、ほぼ間違いないでしょう。

自分の職業がブラック職種ならば、その職業に対して何かしらの価値を見出していないと、長続きするものではありませんし、転職しても似たような待遇が待っている可能性もあります。

ちなみに以前「早死にする職業ベスト10」というランキングが掲載されていました。参考程度ですが、あわせて紹介したいと思います。

【早死にする職業ベスト10】

1位 大手広告代理店の営業

2位 IT企業の下請けSE

3位 チェーン飲食店店長

4位 若手官僚

5位 病棟勤務の看護師

6位 タクシー運転手

7位 LCCの客室乗務員

8位 自衛官

9位 公立学校の教員

10位 トラック運転手

 やはりここでも看護師がランクインしてますね。プログラマではないですが、下請けのSEも結構過酷な環境下にあると言えるでしょう。

1位の大手広告代理の営業は個人的に意外でした。話を聞いてみると激務に加えて接待なども頻繁にあったりしてなかなか大変なようです。

電通や博報堂の人も一見華やかに見えますが、その裏では血を吐くほどの苦悩があるとよく聞きます。ブラック職種は以外と身近にあるということです。

「ブラック職種=ブラック企業」というわけではない

将来のキャリア像を整理する

誤解してほしくないのは、自分の職業がブラック職種だとしても、勤め先がブラック企業だとは限らない、ということです。

確かに「職種自体がブラックならば、組織もブラックだろう」と考えるかもしれませんが、過酷な勤務体系であることを自覚し、しっかりとフォローしてくれるところも存在します。

先ほど「看護師」をブラック職種として挙げましたが、人材を確保するために柔軟な勤務体制を整えたり、看護師の都合に合わせたシフト体勢を強いたり、女性が多いことから育児環境を整えたりとさまざまな工夫がなされています。 

現在の勤め先でしっかりとしたフォローが無いと感じているならば、転職エージェントなどを通じて他の企業の情報を入手してみましょう。

現在の勤め先よりも好待遇の企業が見つかるかもしれませんし、逆に「実は他の企業に比べれば、はるかに好待遇だった」と分かるかもしれません。 

いずれにしてもブラック職種であるにも関わらず、会社側がロクにサポートしない体制であるならば、間違いなくブラック企業だと言えます。早いところ見切りをつけたほうがいいでしょう。

 まとめ

転職の動機として挙げられるのが「現在の待遇に不満がある」ということです。しかし、職種自体がブラック職種ならば、転職をしてもブラック企業ばかりということが考えられます。

それでは転職の意味がありません。転職で失敗するリスクを軽減するためにも、自分の職種がブラックなのか、待遇はどうなのかを客観的に知ることは大事なことです。

転職を実行する前にしっかりと情報を集め、その点を考慮すると、転職での失敗は減らせるでしょう。

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