転職エージェントはどこも同じだと思っていませんか?
転職エージェントにはそれぞれ特徴があり、保有求人やサポート体制に大きな違いがあります。
自分に合っている転職エージェントを選び、適切に使い分けなければ損してしまうかもしれませんよ。
では、転職エージェントはどのように選べばいいのでしょうか。
そこで今回は、転職エージェントの賢い選び方を紹介します。
目次
転職エージェントは大手総合型、専門領域特化型、ターゲット特化型に大きく分けられる。

今や転職エージェントの数もかなり多くなっており、それぞれタイプも異なってきます。
そのタイプの中から自分に合ったエージェントを選ぶのが基本です。
一見同じように見える転職エージェントでも、実はそれぞれ得意分野やフィールドが違います。
大きく分類すると大手総合型、専門領域特化型、ターゲット特化型と分けられます。
それぞれ説明していきますね。
1.抜群のブランド力で安心の「大手総合型」
人材業界大手が運営し、さまざまな業界や職種を扱っている転職エージェントを「大手総合型」と呼びます。
圧倒的な知名度を活かして多数の求人を保有しているのが大きな特徴です。
幅広い層に合う求人があるため、転職希望者がまず登録を検討すべき転職エージェントでしょう。
全体的にキャリアコンサルタントの質が高く、安定したサポートが受けやすいのも魅力です。
大手総合型の代表的なエージェントは、リクナビエージェント、DODA、Aidem Smart Agent、マイナビエージェントなどがあります。
2.業界の転職に強い「専門領域特化型」
「専門領域特化型」は、特定の業界や職種に特化した転職エージェントです。
一般的な知名度は大手総合型に劣るものの、特定の領域における強固なネットワークを活かし、独占求人やサポート力において強さを発揮します。
特定領域に関しての専門知識が豊富なキャリアコンサルタントが在籍しているため、すでに転職の方向性が定まっている人は必ずチェックしておきたい転職エージェントでしょう。
ワークポート(IT・Web・ゲーム)、JACリクルートメント(外資系)、クリーデンス(アパレル)、レバテックキャリア(ITエンジニア)などが代表的です。
3.特定の年齢やキャリア向けの「ターゲット特化型」
年齢や経歴に応じて適切な求人が異なることから、ターゲットを限定した転職エージェントもあります。
「ターゲット特化型」と呼ばれ、特定の年齢層やハイキャリア向けなど、限られた条件の人に対し、よりフィットする求人紹介や転職支援をおこなっています。
ハタラクティブ、JAIC(20代向け)、ビズリーチ(ハイクラス向け)、LiBz CAREER(キャリア女性向け)、などがあります。
失敗しない転職エージェントの賢い選び方

転職エージェントの大まかなタイプを把握したところで具体的な選び方のお話をします。
選び方のコツはいくつかあるので、それぞれ分けて説明します。
複数の転職エージェントに登録して比較検討する
転職エージェントごとに強みが異なり、自身に合うかどうかも変わってきます。
複数登録が鉄則ですので、最初は5~6社登録し、最終的には1~2社に絞るといいでしょう。
この際、大手総合型と特化型を組み合わせることがポイントです。
大手総合型は求人件数が多く、業界を限定せずにさまざまな選択肢を提案してくれる一方で
特化型の方が専門的な話が通じやすく、特定の業界や職種、ターゲットを絞った求人に強い傾向にあります。
それぞれのメリットを得ることができ、十分な情報量を元に転職先を見極めることができるでしょう。
会社情報や口コミも確認
転職エージェントの資本金や沿革などを確認し、会社の信頼性もチェックしましょう。
大手エージェントであれば信頼性は問題ありませんが、中小規模のエージェントを選ぶ際は必須です。
口コミや評判に関しては、個別の感想なので鵜呑みにはできませんが、参考程度には見ておくべきです。
あまりに悪い口コミが多いエージェントは避けた方がいいでしょう。
面談を希望して質問する
転職エージェントはキャリア面談が実施される場合と、希望した場合のみ面談がおこなわれる場合とがあります。
転職エージェントの良し悪しはキャリアコンサルタントの質にかかっていると言ってもいいため、必ず面談を希望しましょう。
正直、キャリアコンサルタントと面談をしないと転職エージェントを利用する意味はありません。
それほどキャリアコンサルタントとの面談は重要になってくるわけです。
その際、以下の観点からコンサルタントをチェックしてみるといいですよ。
- これまでの転職支援例から実績を探る
- 希望の業界や職種について質問し精通度を確認
- 求職者の話をしっかり聞いてくれるか(希望外の案件を押し付けてこないか)
訪問し事務所の様子を確認する
転職エージェントの中には、事務所での面談を基本としているケースだけでなく、自宅近くのカフェなどで面談してくれる場合もあります。
選択肢がある場合は、可能な限り事務所での面談を希望しましょう。
掃除が行き届いているか、受付の対応はいいかなど、事務所の様子によって、転職エージェントのレベルを判断できるからです。
事務所が乱雑で受付の対応も悪い転職エージェントが、求職者のためになるサービスを提供できるはずもありませんよね。
転職エージェントの良し悪しは担当者によって決まる

いい転職エージェントを選べたと安心したいところですが、実は、転職エージェントを選ぶだけで終わりではありません。
転職エージェントの良し悪しは最終的に担当者によって変わってくるからです。
求職者ごとに異なる希望や性格を理解して適切なアドバイスをくれる、相性のいい担当者と出会うことが大切ですよ。
たとえば、同じ転職エージェントでも、A担当者とB担当者とでは、求職者への理解や知識量、連絡の頻度、サポート力などに差があることが多いです。
相性が合わないと判断したら、担当者変更を検討してみることも必要です。
受け付けてくれる転職エージェントも多いので、気兼ねなく相談してみましょう。
まとめ
転職成功のための最初の鍵は転職エージェントの選び方にあります。
最適な転職エージェントを選ぶことができれば、自身にフィットした求人に応募することができ、短期間での内定獲得も夢ではありません。
転職エージェントのタイプを把握し、キャリアコンサルタントの質や相性を見極めながら、転職の心強い味方を選びましょう。
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