先日、Yahooニュースにて以下の記事が配信されていました。
引用:<中年フリーター>氷河期の非正社員ら、歯止めかからず273万人に
内容を要約して抜粋するとこのような感じです。
34歳までのいわゆる「若年フリーター」はピークの03年からは減少している。だが、90年代後半からの「就職氷河期」に直撃された世代を含む35歳以上の「中年フリーター」については増加に歯止めがかかっていない。
中年フリーターの数は90年代は130万人台で安定していたが、バブル崩壊から約10年が経過した2000年代に入ってから目立って増え始め、15年には273万人に達している。
この記事によると、フリーターは若者よりも35歳以上の中年層のほうが増加の一途を辿っているようです。
就職氷河期に直撃した世代が、まともに就職できないまま年が経ち、中年と呼ばれる年齢に差し掛かってきたということが書かれています。
こちらの記事、各ソーシャルメディアで拡散されており各地で言及されています。それほど多くの人にとって関心のある内容であるということでしょう。
25年後に、年金も払ってない、貯金もない、退職金もない、生活保護もシステムが崩壊してもらえない人たちが爆増・・・中年フリーター:氷河期の非正社員ら、歯止めかからず273万人に – 毎日新聞 http://t.co/o7j8T99naX
— Isseki Nagae (@Isseki3) 2015, 8月 4
正社員目指して入った職場で「お前の頑張り次第で可能性はある」と言われた絶望感ね。僕より先輩の仕事出来る人みんな派遣のままですやんと。あまりにもキツイ仕事だったので3ヶ月でやめたけど。 / “中年フリーター:氷河期の非正社員ら、歯止…” http://t.co/4Ulzj0ZuNS
— こーたん14日西や24b (@kota110131) 2015, 8月 4
目次
中年フリーターは、これからも増加の一途を辿る

ここまで中年フリーターが増えると社会的にも大問題です。
恐らく今後は中年フリーターへの対応策として、あらゆる施策が打たれると思いますが、増加の歯止めはかからないでしょう。
というのも、中年フリーターを減らすには当然彼らを就職させないことには話が進みません。
しかし、若手ならまだしも、これまでアルバイトしか仕事経験のない30代、40代を企業が積極的に採用するとは考えにくいものがあります。
企業としては、スキルのない中年を一から教育するのはなるべく避けたいのが本音でしょう。この辺りが若年フリーターと中年フリーターの大きな違いと言えます。
なので、いくら国が政策を打ってきても、雇用の受け皿となる企業が積極的に乗り出さないことには現状は変わらないというわけです。
中年フリーターはこの先どう生き残るべきか?

就職口の確保が難しい中年フリーターの場合、一般的なサラリーマンのような人生設計をしていると、いずれ年金や老後の問題にぶち当たります。
得られる年収が限られていることや退職金がなかったりと、フリーターはサラリーマンに比べ、金銭面で不利と言わざるを得ません。
だからと言って、そうそう簡単に就職口が見つかるものでもなく、年齢が上がるほどその見込みも少なくなってきます。
では彼らはこの先、どうやって生き残るべきなのでしょうか?
それは本業以外の収入源を確保することにあると考えています。つまり副業や兼業などで収入源を増やすことを指します。
しかし、ここで夜間のコンビニや警備などのアルバイトにはしってしまうと、人生がつらいものになるのであまりオススメはできないです。
時給で働く副業ではなく、ネットなどのレバレッジが効くような副業を行うことをオススメします。
ネット副業と聞くと怪しく聞こえてしまいますが、最近では一般的に普及しているものも多くあります。
例えばつい最近でいえばYouTuberとして騒がせた「ヒカキン」はその最もたる例です。
彼は中年ではありませんが、もともと高校卒業後、スーパーでバイトをしながらYouTubeに動画をアップロードをしていました。
再生数を伸ばしていくうちに広告収益が増加し、現在はYouTubeからの広告収入で生計を立てることができるようになっています。
また、ネット副業はYouTube以外でも、ブログなどから広告収入を得るなど、様々な方法で収益化が可能な分野でもあります。
もちろんネット副業だからと言って、簡単に稼げるものではなく、初めの頃はほとんど稼げないというケースが多いのもまた事実です。
単純に時給換算してしまうと、夜間にバイトでもしたほうが割りに合うことさえあるでしょう。しかし、これを5年、10年と続けることでバイトとはまた違った、労働以外での収入源を確保することも可能です。
完全な不労所得にはならないものの、それに近いかたちでの収入ですので、老後や万が一自分が就労できなくなった時の保険にもなり得ます。
退職金の出ないフリーターにとっては、退職金に代わる収入源にもなるでしょう。
本業はアルバイトより、非正規の「派遣社員」や「契約社員」の枠が狙い目?

そして肝心の本業のほうですが、なるべくアルバイトよりも「派遣社員」や「契約社員」などの非正規社員として働くことを推奨します。
もちろん正社員として働けるならそれに越したことはありませんが、前述した通り年の経った中年フリーターを雇いたがる企業はそう多くはありません。
であるならば、正社員よりも採用のハードルの低い非正規枠のほうが確立としてはグッと高まります。
アルバイトと比べても、普通のサラリーマンが加入してる社会保険に入れたりと、一般的な保障が付いてるケースが多いのも利点です。
また、場合によっては大手企業で働けることもあり、正規採用ではハードルが高くても、非正規なら意外と採用基準が緩かったりするケースも珍しくありません。
業界トップクラスの派遣会社であるテンプスタッフなら、求人数が多いのもさることながら、福利厚生がしっかりとした会社がほとんどですので、安心して仕事に取り組めます。
今まで諦めていた企業で働ける可能性があるのも、非正規社員として働くメリットであると言えるでしょう。
まとめ
何かと将来が絶望的に見られがちな中年フリーターですが、一般的な常識から一歩外れて考えれば意外と道は見えてきます。
もちろん普通の人とは違った道を歩むことになるでしょうから、それなりの覚悟は必要になってきます。
しかし、それでも定年退職というタイムリミットまでを何も考えずに過ごすのとでは、大きく結果が異なってくることでしょう。
一度しかない人生ですので、後悔のないように生きたいですよね。
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